スパイダーソリティア 4スート=4色(上級)
4スートは、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの4種類すべてを使う、スパイダーソリティア本来の形です。「4色」、Windows版などでは「4組のスート」とも呼ばれます。各スート2組ずつ、合計104枚で遊びます。これが本来の「スパイダーソリティア」であり、世界的にも最も難しいソリティアのひとつとされています。
なぜ4スートは難しいのか
理由ははっきりしています。同じスートがそろう確率が低いからです。
スパイダーソリティアでカードをまとめて動かせるのは、同じスートで数字が続いている並びだけです。1スートなら数字さえ続いていれば必ず動かせます。2スートでも2回に1回は同じスートです。しかし4スートでは、隣り合うカードのスートが一致する確率は4回に1回しかありません。
結果として、盤面には「数字は続いているが動かせない固まり」が次々にできていきます。これをほどく作業が、4スートの中心的な難しさです。
4スートの勝ち筋
空列がすべて
4スートでは、空列がないとほとんど何も組み替えられません。混ざった列をほどくには、カードを一時的に逃がす場所が要るからです。空列を1つ確保できるかどうかが、序盤最大の目標だと考えてください。
そして、空列ができたら安易に埋めないことです。特にキングを置くと、その列は K から A まで13枚そろうまで空列に戻りません。空列が1つしかない状況でキングを置くのは、多くの場合その後の詰みにつながります。
掘る列を選ぶ
裏向きカードをめくる手が複数あるときは、残り枚数が少ない列を優先してください。空列に一番近い列から掘るのが、最短ルートです。あちこち浅く掘っても空列にはなりません。
完成を急がない
13枚そろえて取り除くことに気を取られると、盤面の自由度を失いがちです。取り除くこと自体は目的ですが、そのために空列を潰したり、裏向きカードを埋めてしまっては本末転倒です。まずは掘る、そろうのはその結果だと考えてください。
山札を配る前に整える
山札を配ると全10列にカードが乗り、盤面は一気に複雑になります。配る前にできる移動をすべて試してください。なお、空列があると山札は配れません。せっかく作った空列を、配るために埋めざるを得ない場面が必ず来ます。どう埋めるかまで考えてから配ってください。
4スートの勝率について
4スートは3つの難易度の中で最も勝率が低く、上級者でも取りこぼしが出ます。同じスートがそろう確率が低いぶん、序盤の並び次第で選択肢が狭まりやすいためです。勝率を上げる近道は、空列を1つ確保してから動くことと、山札を配る前に必ず整理することの2点に尽きます。
当サイトでは、難易度ごとのプレイ回数・クリア数・勝率(成功率)がメニューの「プレイヤー成績表」に自動で記録されます。4スートの勝率だけを切り出して確認できるので、練習の成果が数字で分かります。
行き詰まったときは
4スートでは、序盤の一手が終盤の詰みにつながることがあります。このサイトのゲームには1手戻す機能と、同じ配置をやり直す機能があるので、判断に迷ったら実際に試して、悪いと感じたら戻すという進め方ができます。
なお、当サイトの4スートの初期配置は、すべてクリアできることを確認した配置だけを使っています。普通の4スートでは、詰んだときに自分の判断ミスなのか、そもそも解けない配置だったのかが分かりません。当サイトではその不確かさがないので、行き詰まったら配置ではなく手順に原因があります。やり直して別の順番を試す価値がある、ということです。確認の方法はクリア保証の仕組みで詳しく説明しています。
まずは下の難易度から
4スートが厳しいと感じたら、2スートで混ぜる判断の練習をしてから戻ってくるのがおすすめです。ルールそのものに不安があれば1スートから始めてください。共通する考え方は攻略ページにまとめています。