スパイダーソリティア攻略のコツ
スパイダーソリティアで勝てるかどうかを決めているのは、運よりも「順番」です。同じ配置でも、どのカードから動かすかで結果は大きく変わります。ここでは、クリア率を上げるための考え方を、優先順位の高い順に解説します。基本ルールをまだ読んでいない場合は、先に目を通すと理解しやすくなります。
最優先は「裏向きカードを減らす」こと
ゲーム開始時、場に出ている54枚のうち、表向きは各列の一番下の10枚だけです。残りはすべて裏向きで、何のカードか分かりません。この裏向きカードこそが、スパイダーソリティアで最大の障害です。
裏向きカードには2つの問題があります。ひとつは、その下にあるカードが使えないこと。もうひとつは、情報がないので計画が立てられないことです。逆に言えば、裏向きカードを1枚めくるたびに、選択肢と情報が同時に増えます。
そのため、複数の手を選べるときは、裏向きカードが新しく表になる手を優先してください。見た目がきれいにそろう手よりも、1枚めくれる手の方が、たいていは価値があります。
どの列からめくるか
めくる手が複数あるときは、裏向きカードの残り枚数が少ない列を狙うのが基本です。残り2枚の列を掘り切れば、その列は空列になります。残り5枚の列を1枚めくっても、まだ4枚残っていて、空列にはほど遠い状態です。同じ「1枚めくる」でも、ゴールへの近さが違います。
同じスートでつなぐことの価値
スパイダーソリティアでは、スートが違っていても数字が1つ小さいカードを重ねられます。しかし、まとめて動かせるのは「同じスートで数字が連続している並び」だけです。この違いが、中盤以降に効いてきます。
たとえば ♠8 の上に ♥7 を置くと、その場は片付いたように見えます。ですが後で ♠8 を動かしたくなったとき、♥7 が邪魔をします。♥7 をどこか別の場所に移してからでないと、♠8 は動かせません。移す先がなければ、その2枚は固まったまま動かせなくなります。
逆に ♠8 の上に ♠7 を置いておけば、この2枚は最後まで一緒に動かせます。違うスートを重ねるのは、他に手がないときの妥協策と考えて、できる限り同じスートでつないでください。
違うスートを重ねてよい場面
- その手で裏向きカードがめくれるとき(得られる情報の方が大きい)
- 重ねた上のカードを、すぐ別の場所へ移す見込みがあるとき
- 山札を配る直前で、列を短くしておきたいとき
空列は最強の資源
列が1つ空くと、できることが一気に増えます。空列には、スートや数字に関係なく、どのカードでも置けるからです。
空列の主な使い道は次の3つです。
- 一時退避:邪魔なカードを逃がして、下のカードを掘り出す
- 並べ替え:違うスートが混ざった列を分解して、同じスートでつなぎ直す
- K の置き場:行き場のないキングを引き取る
空列を作れそうな場面では、多少遠回りでもそちらを優先する価値があります。特に4スートでは、空列がないとほとんど何も組み替えられません。
空列にキングを置くかどうか
キングは一番大きい数字なので、他のカードの上には置けません。キングが動ける場所は空列だけです。つまり、空列にキングを置くと、その列はそのキングの列として固定され、K から A まで13枚そろえて取り除くまで、空列としては使えなくなります。
そのため、空列にキングを置くのは慎重に判断してください。目安として、置いてよいのは次のような場合です。
- そのキングを動かすことで、裏向きカードが何枚もめくれる
- すでに同じスートの Q や J が手元にあり、続けてつなげられる見込みがある
- 空列が複数あり、1つ使ってもまだ余裕がある
空列が1つしかないのに、あてもなくキングを置いてしまうと、その後の組み替えができなくなって手詰まりになりがちです。
山札を配る前に必ず整理する
山札を配ると、10列すべてに1枚ずつカードが追加されます。このとき、せっかく作った並びの上に無関係なカードが乗ってしまうことがあります。配る前に、その場でできる移動をやり切っておくのが鉄則です。
特に注意したいのが、空列があると山札を配れないというルールです。空列を作ったまま山札を配ろうとしても配れないので、配る前に必ずその空列を埋める必要があります。「空列を残しておきたいのに、配るために潰さざるを得ない」という状況は頻繁に起きます。
配るタイミングを決めるときは、次の点を確認してください。
- いまできる移動を、すべて試したか
- めくれる裏向きカードが残っていないか
- 配った後に完成しそうな列があるか
- 空列を埋めるとき、どの列に何を置くのが一番損しないか
難易度(1色・2色・4色)ごとの考え方
スートの数が増えるほど、同じスートでつなぐ難しさが上がります。難易度によって、意識すべき点も変わります。
- 1スート:すべて同じスートなので、数字が続いていれば必ずまとめて動かせます。裏向きカードを減らすことだけに集中できます
- 2スート:2種類が混ざるため、「どちらのスートで列を育てるか」を決める判断が入ってきます
- 4スート:同じスートがそろう確率が低く、空列の確保と組み替えが勝負の中心になります
それぞれの詳しいコツは、各ページで解説しています。
やってしまいがちな失敗
- 見た目のきれいさを優先する:数字がつながって並んでいても、裏向きカードが減っていなければ前進していません
- 違うスートを重ねすぎる:その場は片付きますが、動かせない固まりが増えていきます
- 空列をすぐ埋める:使い道を決めてから埋めた方が、はるかに得です
- 考えずに山札を配る:配った後の盤面は複雑になります。配る前の整理が足りないと、一気に手詰まりに近づきます
「1手戻す」を活用する
このサイトのゲームには、1手戻す機能と、同じ配置をやり直す機能があります。迷ったときは実際に動かしてみて、良くないと感じたら戻すという使い方ができます。
なお、当サイトの初期配置はクリア可能であることを確認した配置だけを使っています。ただし、これは「開始時点で勝ち筋が存在する」という意味です。途中の選択によっては、その勝ち筋を失って詰むこともあります。行き詰まったと感じたら、やり直して別の手順を試してみてください。確認の方法はクリア保証の仕組みをご覧ください。
なお当サイトのスコアは、1組そろえるごとに100点、8組そろえてクリアした800点が最高点です。手数による減点はないため、高得点を狙うことはクリアを目指すことと同じです。点数の数え方はスコア・高得点のページにまとめています。
準備ができたら、ゲームで実際に試してみてください。